立ち話

買い物に行ったときに、声をかけられました。
確かに見覚えはあるんだけど・・・え~っと誰だっけ?
頭の中でグルグル思い巡らし、ああ、そうだ、子供の同級生のお母さんだと気付きました。

縦も横も大きかったのに、すっかり細くなっています。
聞くと、ご主人のお母さんに認知症の症状が出て、同居して・・・
すっかりスリムになったそうです。

記憶障害、見当識障害、被害妄想。
体は元気で口も達者な攻撃型の認知症、うちの母と同じです。

夫にお姑さんのことを言うと
「それくらい聞き流しておけばいいだろう。」

友達に言うと、
「何でもハイ,ハイって言う通りにしてればいいのよ~」
「〇〇さんに甘えてるのよ~」

自分の親からは
「もっと大変な介護をしている人だっていっぱいいるんだから、我慢しなさい!」
もちろん彼女の親は、介護経験なし。

よほど腹に溜まっていたらしく、店先で1時間くらい立ち話をしました。
彼女の気持ち、わかるなぁ。
こうすればいい、なんてアドバイスが欲しかったんじゃない。
そうだよね、たいへんだよね、頑張ってるね、って共感してほしかったんだと思う。

最後には彼女はノイローゼになり、離婚するか施設に入所させるか、どちらか選んでと夫に迫ったのだとか。
少し前にお姑さんは、グループホームに入ったそうです。


私は60代でガンで亡くなった父の介護をしました。
大変だったけど、こちらが精神を病むことはありませんでした。
認知症の場合は、介護者の方が精神を病んでしまうことが多くあります。
今はもう吹っ切れましたが、私も心療内科のカウンセリングにずいぶん助けられました。

私の友人は結婚と同時に義両親と同居したそうですが、お姑さんはたいへん優しくて、認知症発症後も一度もイヤなことを言われたことはないそうです。
そういう人もいるので、認知症は・・・とひとくくりにはできませんね。

認知症患者の介護者へのアンケートで
「介護を経験して良かったと思うことは何ですか?」
ダントツで1位になった答えが
「何もない」

この介護の経験が生かされる!という積極的なとらえ方よりも、自分の時間と体力と精神的な消耗にくたびれ果てている人の方が、ずっと多いということなのでしょう。

一つだけ良かったことは、他の介護者の気持ちがわかるってことでしょうか。
でももしできるなら、そんな経験しないで人生を歩んでいきたかったな。


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プロフィール

Author:woojyan
千葉県在住。
思い描いていた気ままな50代とはほど遠いけど・・・
今は会社員の夫と認知症の実母、そしてたくさんの動植物と暮らしてます。

庭の猫たち

おたん(♀) 推定2015年生まれ。猫一家のお母さん。16年夏より時々姿を見るようになり、秋に1匹ずつ子どもを引き連れてやってきた。

おたんの子供たち (右上)茶白猫・茶シロー(♂) 2016年春生まれ。優しくて面倒見のよいお兄さん。2017年6月お☆さまになりました。

(右下)茶トラ猫・小虎(♂) 2016年夏生まれ。他の子の対応を見てから行動する慎重派。

(中下)黒猫・クロ(♀)
2016年夏生まれ。兄妹の中で一番の運動神経の持ち主。

(左)三毛猫・もみじ(♀) 2016年夏生まれ。好奇心旺盛で、甘えん坊な末っ子気質。

おちょう(♀) 推定2016年春生まれ? 2016年秋ごろから庭訪問の優しい子。おたんにそっくりだけれど、親子ではないらしい。

おこげ(♀) 推定2015年秋生まれ? 2017年1月から仲間入り。とってもビビり。

お☆さまになりました

幸多(♂)雑種猫 年齢不詳。6,3kg。我が家周辺で野良生活をした後、13年4月より家猫修行開始。エイズキャリアで腎機能障害あり。気は優しくて力持ちの食いしん坊。2016年1月お☆さまになりました。

ぴ~ちゃん(♀)セキセイインコ 06年春頃生まれ。幼鳥の時、迷子で保護。気が強くて怖いもの知らず。口癖は「ぴ~ちゃんカワイイ」 2013年11月お☆さまになりました。

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