幸多のこと

幸多のことをお話します。

呼吸が荒いのが気になって、病院へ連れて行ったのが日曜日の午前中。
その日の夕方、ブログを書いてアップしました。

その夜の午前1時ごろ、幸多が夫と私のすぐ横で、異様に大きな鳴き声をあげました。
ビックリして見ると、口をあけてよだれを垂らしながら苦しんでいます。
隣の袖ヶ浦市に、24時間対応の動物救急医療センターがあることを知っていたので、すぐに電話をして、連れていきました。

日曜日の午前中にはきれいだった肺が、水がたまって白くなっていました。
幸多はぜんそくではなく、心臓が悪かったようです。
午前中、ステロイド注射をしたことによって、一気に心臓に負担がかかったのではないか?ということらしいです。

月曜の朝までそこで処置を受けて、その後、そのままかかりつけの病院に入院しました。
夕方、呼吸が落ち着いたので退院できることになり、迎えに行きました。
ところが私の姿を見た途端、興奮してまた大発作を起こし、すぐに酸素吸入になってしまいました。

20分ほどして幸多に会わせてもらいました。
酸素はそのまま吸入していましたが、ぐったりとして、瞳孔が開いてしまって、目を合わせることができません。
望むなら、家に連れ帰ってもいいと言われました。
素人の私が見ても、もう長くはないと分かりました。
このまま病院で一人で逝かせるのは可哀そうすぎる、でも夜中のように、最後にもがき苦しませるのは耐えられない。
結局、家に連れて帰る決断ができず、幸多を病院に置いて帰りました。

火曜日、朝一で二男がやって来て、一緒に幸多の所へ行きました。
酸素ボックスの中で、スフィンクスのような態勢で伏せていて、昨日とは違って、しっかりしていました。


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午後、もう一度会いに行った時、ちゅーるを指先に付けて口元に持って行くと、ぺロリと舐めました。
2日ぶりに食べ物を口にし、撫でるとゴロゴロと音をさせ始めました。

水曜日、夫と共に会いに行くと、撫でようと出した手に頭を擦りつけて、大きな音でゴロゴロ言ってました。
「幸ちゃんは人懐こくて、誰かがお世話しにくると、大音量でゴロゴロ言うので、聴診器あてても聞こえないんですよ~」
幸多、寂しくて、誰かがお世話に来てくれるだけで、嬉しかったんだね。

出されていた缶詰も少し食べるようになっていたので、本格的に退院の話がでました。
市内に酸素ボックスのレンタルをしている事業所があり、木曜夕方に設置してもらえることになったので、金曜日の朝に退院することになりました。

木曜日の午後、面会に行った時、幸多はぐったりして、まったく動きませんでした。
心臓に負担がかかるので、点滴もできません。
これ以上、病院にいるより、できれば今日、おうちに帰らせてあげてください、と言われました。
病気が良くなっての退院ではなく、看取るための退院です。

18時ごろ、酸素ボックスの設置が終わりました。


000酸素ボックス105


それから幸多を迎えに行きました。
バスタオルにくるまれて診察台に連れてこられた幸多は、ふらふらしながら、自分でキャリーケースに入りました。
来る時は、ケースに入るのを抵抗したのに。
そうだよね、ここはいやだよね、おうちに帰ろうね。

何でこんなことになっちゃったんだろ?
日曜の朝まで、しっかりご飯を食べて、ご機嫌に過ごしていたのに。
私が病院に連れて行かなければよかった、
あの先生じゃなければよかった、
もっと早く気付いてやればよかった。
そうしたら、幸多は今でも普通に暮らしていたかもしれない。

家に帰ると、階段のところまでエルが迎えに来ていて、キャリーを開けると、幸多と鼻チュの挨拶をしました。
たいして仲良くはなさそうだったのに、やはり寂しかったようで、エルもここ数日間ずっといじけていました。
キャリーを開けて酸素ボックスに入れると、幸多は全く抵抗することなく中に入って寝始めました。

家に来てから1度も粗相をしたことのない幸多は、こんな状況でも必ずトイレにいきます。
それからお気に入りの窓辺に行って外を見て、少し眠ったりします。
そしてしばらくすると、賢い幸多はまたボックスの中に入っていきます。


000外をみている101


昨夜は夜中に出てきて、以前のように、夫の横で眠りはじめました。
酸素ボックスから出て歩いたら、呼吸が荒くなり、体力が消耗します。
でも、もう幸多が好きなように過ごしてくれればいいと思っています。

今日から写真に日時を入れることにしました。
たった数日のことなので、写真を見ただけでは、幸多がそんなにひどい状態だとは思えないことでしょう。

あんなにくいしん坊だった幸多が、大好きだった猫缶も、パウチも、刺身も食べません。
唯一、一日数本のちゅーるだけで命を維持しています。

もう奇跡的に良くなると言うことはないようです。
幸多はエイズキャリアだし、腎臓も悪いし、目も悪いし、牙もないし。
それでも、食いしん坊で、明るくて、大らかで、時々エルとケンカして、そんな日々がまだずっと続くと思っていました。

とてもとても動揺してます。
幸多のことを思うと、涙ばかり出てきます。
確実にお別れが近づいていることは理解できますが、心がついてきません。
たった数日の間に、大好きな幸多がこんなことになってしまうなんて。

あとどれくらい幸多と過ごせるかわかりません。
ただ残された1日1日を、大切に愛おしみながら過ごしていきたいと思います。


p.s.
前回記事にコメントを下さっているのに、返信できないでいる方へ
幸多のことを隠しながら、明るく返信できませんでした。
ごめんなさい。


今回はコメント欄は閉じます。

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プロフィール

Author:woojyan
千葉県在住。
思い描いていた気ままな50代とはほど遠いけど・・・
今は会社員の夫と認知症の実母、そしてたくさんの動植物と暮らしてます。

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おたん(♀) 推定2015年生まれ。猫一家のお母さん。16年夏より時々姿を見るようになり、秋に1匹ずつ子どもを引き連れてやってきた。

おたんの子供たち (右上)茶白猫・茶シロー(♂) 2016年春生まれ。優しくて面倒見のよいお兄さん。2017年6月お☆さまになりました。

(右下)茶トラ猫・小虎(♂) 2016年夏生まれ。他の子の対応を見てから行動する慎重派。

(中下)黒猫・クロ(♀)
2016年夏生まれ。兄妹の中で一番の運動神経の持ち主。

(左)三毛猫・もみじ(♀) 2016年夏生まれ。好奇心旺盛で、甘えん坊な末っ子気質。

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おこげ(♀) 推定2015年秋生まれ? 2017年1月から仲間入り。とってもビビり。

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幸多(♂)雑種猫 年齢不詳。6,3kg。我が家周辺で野良生活をした後、13年4月より家猫修行開始。エイズキャリアで腎機能障害あり。気は優しくて力持ちの食いしん坊。2016年1月お☆さまになりました。

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