1週間

幸くんを捕まえてから、1週間たちました。 

先生からしばらくインターフェロンの注射をしに、毎日病院に連れてくるように言われました。
初日はうまく洗濯ネットに入ってくれたけど、いろいろイヤのことされちゃったからなぁ。
翌日もまたドキドキしながらネットをかぶせたら、やっぱりあっさり入ってしまいました
そして、3日目も4日目も5日目も。

おとなしい、おとなし過ぎる。
ケージの中でも香箱組んで、うつらうつらしている。
そんなに具合が悪いのか?

でも、朝晩ご飯はエルの倍くらいの量をしっかり食べてます。
しかも抗生剤のトッピング付き。
それでも足りないらしく、器を舐めてます。

幸くん、横に来て、コテンと仰向けになっておっぴろげ~
お腹を撫でても全然怒らない。
オマエは犬か!?とツッコみたくなる。
それより5m以内に近づくと、シャーシャー言いながら逃げてた子と同一猫物なのか?!

いやいや待てよ、エルだって最初の3か月はものすご~くおとなしくて、ひっくり返されたらそのまま動かないような子だったよね。
あのリックでさえ、最初の三日間はおとなしかったし・・・

これが幸くんの本当の性格なのか、まさに猫をかぶってる猫状態なのか?
時間がたってみなくちゃわからない


だれ~102 



3日目に病院の待合室で待っていた時のこと。
診察室で先生が飼い主さんに、エイズに感染していること、腎臓の機能も悪くなっていることを説明していました。
診察室から出て来た飼い主さん、明らかに動揺して落ち込んでいるのが見てとれました。
まさに三日前の私と同じ。
これから飼い主さんは、一生懸命エイズについて調べるんだろう。 


病院に張ってあったポスターでは、猫の20%がエイズキャリアだとありました。
野良猫で大人のオスに限定すれば、半数以上の確率になっていることでしょう。
これはものすごく高い確率です。
「なんで幸くんが・・・」と自分だけが不幸になったかのような気持ちになってしまったけれど、これは全くの思い違いだった。
エイズキャリアの猫も、その飼い主さんもそこら中にいる。 
どんなに思い悩んでみても、今の医学では猫エイズはなおらない。
現実を受け入れるしかない。


今までも、猫エイズという病名はもちろん知っていました。
でも、あくまでそれは他人事。
いったい何をどうすればいいのか、あまりにも知識がなさすぎる。

どんどん調べていくうちに、いろんなことがわかってきました。
もうエルと一緒にすることはできないと決め込んでいたけど、そうではないこと。
有名なブログ「ジュルのしっぽ」なども、エイズキャリアとそうでない猫が仲良く生活していた。

もし、エルがエイズキャリアで幸くんがエイズでなかったら・・・
私は迷わず一緒に生活させるように計画しただろう。
何が違うのか?
病気に対する知識、そして何より覚悟が違うんだと思う。

エルがエイズになってしまったら・・・そればかりが先にたってしまった。
もちろんエイズになってはいけない。
だけど、エイズは非常に感染力が弱く、通常の生活ではうつらない。
ただ、噛みあって流血するようなケンカだけは避けなければいけない。

幸いうちは、もっともケンカが起こりにくいオスとメスの組み合わせ。
おまけに幸くんは、なぜか下の牙がない。
いろいろ賛否両論あるかとは思うけど、決めました。
幸くんとエルを一緒に生活させることを目標にします。



猫風邪がきちんと治って、体調が整ったら、顔合わせてみようと思います。
もちろん相性が悪かったり、体調が戻らずエイズ発症の宣告があったなら、このまま別々に生活させます。

家ごとに事情も違うし、考え方も違います。
なにより猫の性格が違います。
何が一番良い方法なのかわかりません。


最終的に死ぬという結末になるなら、どんなことをしても必ず後悔は残る。
でも、何もしなかったら、もっと後悔する。
だとしたら、できることはやってみようと思います。


そんな汚い病気猫なんてほうっておけばいいのに・・・と言う人もいます。
でも、汚く見えた病気猫も世話すればきれいになります。
たった一週間で、幸くんの顔もずいぶんきれいになりました。 
 

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ビフォー 


ごろごろ111
アフター


毛並みも柔らかくなりました。
そういう変化を見られるのって、幸せです。

よろしかったら、こちらもご覧ください。
こんなに変わるとは…拾われて綺麗サッパリした捨て猫たちの写真いろいろ

関連記事

No title

woojyanさんの決断に拍手と花束を!!
幸多くんの表情も以前に比べて数段柔らかくなりましたね。
これぞ愛のなせる技!

「アフターさっぱり写真」も拝見しました。
栄養摂取状況や気持ち・環境・立場などで
猫の容貌や表情にこんなに変化が現れるものなのですね。
予想以上の様子に改めて「安心できる生活」の大切さが
実感されます。
我が家のキャロルも今じゃ「ああ」だけど
もらわれてきた当初は「そう」だったのでしょうね。
これから見違えていく幸多くんを見守っていける、
という楽しみができました。
ありがとうございます!


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このコメントは管理人のみ閲覧できます

No title

我が家のぺるるも そりゃ〜そりゃ〜キチャナイ泥だらけの子猫でした。
鼻くそがつまり ピューピュー音をして やせ細って大きい目ばかり目立つ宇宙人みたいだった。
けだまも ダニで耳の中は真っ黒で 体中に木の葉をつけたミノムシでしたよ(笑)
ちゃ〜んと手入れをして栄養が行き届けば それぞれかわいい子に化けるもんですよね♪
エイズキャリアの子と 他の子が一緒に生活しているお家はたくさんありますよね。
あとはwoojyanさんのおっしゃる通り その子達の性格!
これが一番大切で問題になる思います。
幸君 元々性格のいい子だけど 本当に手のかからないいい子ですね!
woojyanさんを 心から受け入れてるってことなんでしょう♪
woojyanさん・・・woojyanさんの騒動通り ニャンズは猫をかぶります(笑)
我が家も今まで「飼う」と決めた途端に みんな本性を出してますから(爆)
でも きっと幸君は大人しくて優しい子なんだろうとは思います♪
幸君 早く風邪が治るといいですね!

No title

幸くんが大人しいのは、きっとwoojyanさんが助けてくれるって思ってるからなんじゃないかしら?
動物の感ってやつで、「この人は信じられる」ってね。

アフターの幸くん、ほんと幸せそうに見えますね~

さてさて、エルちゃんとの相性はどうでしょうか?
なんだかこちらまでドキドキしてきます。

一日も早く、幸くんの体調が良くなることを祈っています。

ぱぱげーなさん

最初っからきれいなものをず~っと維持していくのは、それはそれで満足感があると思うけど、少しずつ変化を見ていくのも楽しいものですよね。
特に 汚い→きれい になる場合は。
今は全体に薄汚れて、何だか灰色が混ざってるような毛色ですが、数か月後にはきれいな茶トラさんになる予定です(^^)v
その時はまたビフォーアフターしますね。

キャロルちゃんもどんどん表情が優しく可愛くなってます。
愛情を受けると顔が変わっていくのがよくわかりますね。

鍵コメさん

が一番ベストなのか、それぞれの家庭によってもちがうだろうし、私自身にもよくわかりません。
できるかどうかもわかりません。
でも、できるかもしれないなら、その可能性を確かめてみたいと思います。
そのためにも、まずは元気になってもらわないと。
今、幸くんのいる部屋で返信を書いていますが、ニャーニャーうるさく言ってます。
たぶん、飯くれ~だと思います。
今は指示されたとおりにしか上げられないので、ご飯がたりないみたいです(-_-;)

もう一つの件は大丈夫ですよ(^^)v
お外暮らしの子たちも、おうちができて、幸せに暮らせるようになってほしいですね。

nekobellさん

やっぱりというか・・・だんだん本性が現れてきました(^_^;)
まぁ困ると言うほどのことはないんですけどね。
エルと比べると、やっぱり力が強いです。
爪とぎひとつにしても、おお~っ、そんなに力入れなくても・・・と言う感じです。
未去勢男子ですから、これからますます活発になるんじゃないかなぁ。
まぁ元気になった証拠ですね。
噛んだり引っ掻いたりはないので、そんなに問題はないと思います。
ただ食い意地が張ってるので、注意が必要のようです。

ぺ~ちゃんの宇宙人とだ~ちゃんのミノムシ姿、笑いごとではないけど想像して笑ってしまいました。
どちらもホント美人さんになったね~♪

ぐうたらかあさん

エルとの相性、どうなるのか私もドキドキです。
幸くんのところへ行く前に、エルを触りまくってから行くので、エルの匂いがしっかり手や服についていると思います。
幸くんのところから帰って来るときは、しっかり手を洗うけど、それでもエルが念入りに匂いを嗅いでいるので、存在はたぶんわかっているんじゃないかと思ってます。

ぐうたらかあさんのところは、オスメス両方仲良く暮らしているので憧れます♡
うちも仲良くできたらいいな~

No title

幸くん、お利口ですね~
外で生活してきた子は生活環境が変わるだけでどんどんきれいになっていきますよね。
幸くん、楽しみです。
私も最初の保護猫はエイズキャリアでした。
というかすでに発症していたのでしょう。
余命1ケ月と宣告されましたが我が家で8ヶ月生き抜きました。
猫にエイズがあることさえ知らなかった私が猛勉強(笑)
その子との出会いがなければ私が愛護活動(にわかボランティアではありますが^^;)をするようなことはなかったでしょう。
私の人生を変えた猫です。
エルちゃんと仲良くなれたら良いですね~

No title

こんにちは
その後、どうですか

二匹がしっくりいくようになるまでは、人間の方も疲れちゃいますよね
うまくいってくれることを祈っています

我が家は、エイズキャリアのまるたんが乱暴者で・・・・
怖がりで気は小さいんですけど、でも、頑張っちゃうんです
野良ちゃんだったから、猫じゃらしの遊び方も、子猫からうちにいるななちゃんとは全然違って、
「がっ!!」って捕まえる感じ、ねずみとか獲物を捕まえる感じっていうんでしょうか
ななやくろが負けちゃって、気持ちがおかしくなっても困るから
残念だけど、我が家は隔離でいくしかなかったんです

woojyanさんのところはうまくいってほしいです

話は変わりますが、今日ブログに写真を載せたんですが
コキアの子どもかどうか見ていただきたくて・・・・
子どもだったら、植え替えて増やしたい

ただの雑草だったら・・・・ブーブー言いながら抜きます(爆)

おでぶにゃんこさん

おでぶにゃんこさんのブログを改めて初めの方から読ませていただきました。
くろちゃんもリキちゃんもエイズキャリアだったんですね。
余命1か月宣告の子が8か月も生きていたのは、やはりおでぶにゃんこさんと家族の愛情のなせる業だったと思います。
幸くんも最近はだんだん元気になって、普通の猫と変わらなくなってきたように感じます。
このままずっと元気でいてくれたらと願うばかりです。
この先どうなるかわからないけど、ポジティブにやっていきたいと思います(^^)/

きゆこさん

幸くんは男の子らしく元気になってきました。
このままずっと元気でいてくれればいいなと思ってます。

きゆこさんのおうちと我が家ではいろいろ状況が違います。
猫ちゃんたちの性格など一番よくわかるきゆこさんが一緒にしないほうがいいと決めたことだから、それが最善の決定だと思います。
猫たちが幸せにのんびり生活できることが何より大切ですもんね。
うちは一緒にさせることを目標にしましたが、実際はこれからどうなるかわかりません。
エルは今まで一人娘でワガママに育ってきたので心配です(-_-;)

きゆこさんのブログの方にコメントしましたが、小さい芽は間違いなくコキアです!
ずいぶんいっぱい出ましたね~、楽しみですね。

No title

幸君はきっと、短時間の間に、ここが僕のお家でこの人が僕のお母さん、って分かったんですね(´∀`*)
何て書くべきか(大丈夫!とか…安易に言えないし…・ω・`)全然分からないのですが、幸君を家族として迎えた以上は、お互いにいっぱいの幸せが待っているのは確かだと思います♪
幸君や他の子達のビフォーアフター、とっても心が和みますね♡

あとは幸君とエルちゃんの相性が合うことを祈るばかりです(>_<)!

No title

woojyanさんのご決断に、深い愛を感じます。

 幸多君、名前の通り、幸多きニャン生を送ることができることになったのですね。幸多君、いい子ですね…いじらしくなっちゃいます。

 全部彼はわかっているんですよ、woojyanさんの優しさを。
安心しきっているからこそ、いい子にできるんだと思います。

 君は幸せになるんだよ~頑張れ、幸多くん^^!

 エイズの子の処遇については、ケースバイケースで正解は一つではないと思います。

 保護された子たち、にわかには信じがたいような変身ぶりですね。
人間もそうだけど、心が満たされた時、表情もかわりますもんね。
 絶望の淵にいるワンコニャンコたちの心の涙を、この表情が物語っているんですね。

 もっともっと、たくさんの人にこんな話を知ってもらいたいですね。

 勉強させていただきました。ありがとうございます。

蘭丸さん

私もまだまだ手さぐり状態で、これからどうなるのかわかりません。
それでも、みんなが幸せになるように出来ればと思って出来ることをやっていきたいと思っています。
幸くんがうちの周りに来たのも何かの縁です。
きっといろんなことを私に教えてくれると思います。

人も環境でずいぶん顔つきがかわるけど、動物たちも同じですね。
人にも動物にも心があるからだと思います。
こういう写真は何度見てもいいですね♪

まめはなのクーさん

幸くん、ほんとにいい子ですよ。
私は猫はエルしか飼ったことがないので比較対象が少なすぎるのですけど、猫としてはかなり穏やかな子なのではないかと思ってます。
もちろん、これからどんどん本来の姿が出てきて、あれれ~って思うこともあるでしょうけど(^_^;)

探してみると、思った以上にエイズキャリアの子とそうでない子を飼っている方がたくさんいるんですよね。
それぞれが一番良い方法を考えて生活しているのだと思います。
これからどうなるかわかりませんが、私も一番良いと思える生活を模索していきたいと思ってます。
Secret

プロフィール

Author:woojyan
千葉県在住。
思い描いていた気ままな50代とはほど遠いけど・・・
今は会社員の夫と認知症の実母、そしてたくさんの動植物と暮らしてます。

庭の猫たち

おたん(♀) 推定2015年生まれ。猫一家のお母さん。16年夏より時々姿を見るようになり、秋に1匹ずつ子どもを引き連れてやってきた。

おたんの子供たち (右上)茶白猫・茶シロー(♂) 2016年春生まれ。優しくて面倒見のよいお兄さん。

(右下)茶トラ猫・ナオト(♂) 2016年夏生まれ。他の子の対応を見てから行動する慎重派。

(中下)黒猫・クロ(♀)
2016年夏生まれ。兄妹の中で一番の運動神経の持ち主。

(左)三毛猫・もみじ(♀) 2016年夏生まれ。好奇心旺盛で、甘えん坊な末っ子気質。

おちょう(♀) 推定2016年春生まれ? 2016年秋ごろから庭訪問の優しい子。おたんにそっくりだけれど、親子ではないらしい。

おこげ(♀) 推定2015年秋生まれ? 2017年1月から仲間入り。とってもビビり。

お☆さまになりました

幸多(♂)雑種猫 年齢不詳。6,3kg。我が家周辺で野良生活をした後、13年4月より家猫修行開始。エイズキャリアで腎機能障害あり。気は優しくて力持ちの食いしん坊。2016年1月お☆さまになりました。

ぴ~ちゃん(♀)セキセイインコ 06年春頃生まれ。幼鳥の時、迷子で保護。気が強くて怖いもの知らず。口癖は「ぴ~ちゃんカワイイ」 2013年11月お☆さまになりました。

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